小島動物病院AWC院長の小嶋です。PCAPとはPathology Centered Animal Practiceの略語で、‘病理学を中心にした動物の診療’です。ここでは動物の病理学に関わることを記載しています。2021年のテーマは‘超三流になる’です。

動物の皮膚がんサポートセンターはじめます!!
今年のPCAPのテーマは超三流で‘病理+臨床+アート+人間力’にチャレンジしました。コロナ禍でしたのと、めでたく40歳になりましたので、一度、人生の棚卸をしようと考えました。そこで、‘共生的包括的な動物の診療デザインの構築’というSGDsっぽいことを考えておりましたら、 ‘動物の皮膚がんサポートセンター’がいいなという結論に至りました。本センターは私達の強みである‘病理専門医による確定診断’‘皮膚科と腫瘍科認定’‘多様な動物達への診療’‘飼い主様への温かみのある対応’を組み合わせた診療モデルです。当院の理念であるPCAP(ヤマイのコトワリを中心にした動物の診療)を皮膚がんにスピンオフすることで、一般の方にもPACPを理解していただけるように活動の幅を広げていきたいと思います。今回、‘サポート’としましたのは、飼い主様に‘がん’という難しい病気に前向きに取り組んで頂くに際し、病気を理解することが重要であるという考えがありました。来年のPCAPは病気を理解していただくための方法をお伝えしていくことにしようかと思います。いざ、秋葉山から世界へ発信です。