院長ごあいさつ
当院のホームページをご訪問いただきありがとうございます。小島動物病院アニマルウェルネスセンター院長の小嶋大亮です。
当院は1979年の開院以来、‘動物は家族の一員です’をモットーに旧新津市を中心に地域のホームドクターとして主に犬猫の診療を行ってまいりました。現在では開院38年を機に院長交代を行い、日々変わる診療ニーズに合わせ発展するためさまざまな取り組みを実施しております。永続性・普遍性を大切にし、病院および在籍スタッフの歴史、院外活動(学術業績や大学研究機関との連携)と資格・認定等の維持、医療の質の向上に努めております。
地域の皆さまに支えられ開院から長い時間が経過し、動物医療へのニーズの多様化、日進月歩の獣医療の高度化が進行しているなかで、私たちは動物の健康を通じて、その家庭生活を豊かにし、そこから広がる社会を想い続けてきました。動物医療の魅力とは、命をつなぎ、家族と社会の絆の物語を紡ぐことであると考えています。
ご一緒にイメージして頂けますか?暖かい暖房の前でおばあさんの膝の上で寝る太陽の臭いのする三毛猫ちゃん。赤ちゃんと添い寝する猫ちゃん。夕食の準備に忙しいお母さんを前にリビングで子供たちと騒ぐワンちゃん。冬の寒い朝、白い息を吐きながらおじいさんと健康のためにウォーキングに精を出すワンちゃん。週末はウサギさんとハムスターさんのケージの前で家族団らんが一番の楽しみのお父さん。みなさんいかがでしょうか?
私たちはこのようなシーンを全て美しいと考えます。そしてその美しさが永続すること、その美しさが隣の誰かに小さな幸せを運ぶことが良いと考えています。人と同じように動物も命あるものはいつか老いたり、亡くなったりします。それは残念で悲しいことですが、それは暗いことや悪いことではありません。本当に暗いことや悪いことは美しいものが継続しないことだったり、美しく感じられなかったりすることだと思います。
私たちは誰かの美しいシーンをお手伝いし、そしてその美しい家族の物語を隣の誰かに寄せていく。それが地域社会を巻き込み、遠くの誰かに伝わる。そんな豊かな社会を創造するチームの一員になりたいと思います。私たちはそのような美しい家族の物語を続けていただくため、病気にならないようにすることと、病気になった時にどう向き合うかという二つの課題に対してBond based management(絆に基づいた運営)を基盤に、それぞれAnimal Wellness と PCAP という概念で挑みます。
当院の骨子となりますこれらの概念はこのHPでご紹介させていただいておりますのでご拝読いただければ幸いですが、百聞は一見に如かず、どうぞ当院の門をお開きください。
2018年現在、当院は開院38周年を迎えております。40年、50年と継続するため動物との生活の有無を問わず地域の皆さま、動物とご家族の皆さま、そして私たちと同じ想いで地域社会に貢献されている動物医療関係者の皆さま、どうぞこれからも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。