小島動物病院AWC院長の小嶋です。PCAPとはPathology Centered Animal Practiceの略語で、‘病理学を中心にした動物の診療’です。ここでは動物の病理学に関わることを記載しています。

2024年の完成度は如何に。

私の抱負は‘迷ったらやる’でした。診療に関わることでは、①コロナ禍で停滞した学術活動の再開、②高度低侵襲麻酔外科技術の導入と運用、③医薬品のDX化、④スタッフを信じて頼む、を行いました。その中で私が目にしたもので嬉しかったのは、やはり人に関わることで、出会う・成長というキーワードが頭に浮かんできます。

私自身は、年末に近づくにつれて①細胞を分子レベルでとらえることで食餌療法を改善する、②動物との対話により獣医師から動物先生になることを意識し、セブンセンシズの端っこが見えた気がします。この2点で診療の幹が太くなっていく感覚に気づけたことが、とても嬉しい体験で、この2024年が締めくくれます。このブログもなんとか一年を通じてさぼらず続けられましたが、You tubeは、少し息切れし、来年は、相方のマネージャーを誘い、もうひと踏ん張りしなくてはいけません。結果的に75点としたいと思います。

聖闘士星矢、子供のころから大好きです。

 

夢ノートの振り返り

おじさん街道一直線を進んでおりますが、何も悪いことばかりではありません。今年は公私ともに若い人達に生き方の相談をしてもらえることが増えました。とっても嬉しいことです。One one Oneでは傾聴が大事ですが、最近は思い切って自分のことをたくさん話しています。そんな時に、チラッとお見せするのが、僕の夢ノート。9年前から自分の未来行動を記録しています。その時にできないこともあります。でも振り返ってみると多少形が変わっても全てが叶うようになっていると気づきます。本当に不思議なもので、年を取るって、なかなか楽しいです。11年前に皮膚の勉強を始めた時に、学会誌の表紙を飾りたいと思っていて、この年末に、夢が叶いました。来年は何の夢が叶うかな。楽しみ~。

最近、家族でSnow manにはまっています。この夢も叶っちゃうかな。

 

2025年の抱負は‘手を肩より高く大きく広げる’

夢ノートも粗削りながら、その多くを達成することが出来ています。でも一つ問題が出て来ました。前向きに掴むイメージで出来ないこと増やそうとしている感じは悪くはないのですが、夢をアップデートするばかりで、新しい自分に会えていないのに気づきます。ですので、この年末に夢ノートの中身の断捨離をしました。2026年からは新:夢ノート10~20年(45歳~55歳編)に入る中で、2025年この一年をどのように過ごそうかと考えて抱負を決めました。結論は‘手を肩より高く大きく広げる’。

年末に掴んだきっかけを指先に意識して診療したい。広げた手で少しでもダイナミックに波を感じたい。出したものの反響を受けとめ、血肉に変えたいと思い、今年の抱負が出来上がりました。2025年もいろんな経験をして次の10年の準備を始めたいと思います。

こんな感じを出そう。