小島動物病院AWCエキゾチックアニマル診療科の小嶋恭子です。

今年も、年に1度の学校飼育動物の健康診断のため小学校にお邪魔してきました。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で実施が延期になっていましたが、今回無事訪問することができました。

ここでは、私が担当している小学校のうち新関小学校のモルモット、モコくんの健診についてご紹介します。

健康診断は、飼育環境や衛生管理などをチェックしたり、お世話の注意点などを児童の皆さんに直接お話する貴重な機会です。なにより、普段お世話してくれている児童の皆さんに会えるので、私は毎年楽しみにしています。

新関小学校では、2年生9人が先生と一緒にモコくんのお世話をしてくれています。

健康診断では、体重を測ったり、聴診器を使ってモコくんの心臓の音を聞いてもらいました。

まずは自分やお友達の心臓の音を感じてもらって、それからおそるおそるモコくんに聴診器を当てるみんな・・・。「すごくはや～い！」「声も一緒に聞こえる！」と目をキラキラさせていました。

「みんなモルモットの歯って何本あるか分かる？」

モコくんの前歯を見てもらうと、「かわいい～！」「かわいくて涙が出そう」なんて素敵なコメントも（子供たちが可愛くて私の方が涙出そうになりました）。

最後の質問コーナーでは、「トイレの砂の量はこのくらいでいいですか？」「あげてはいけない野菜はありますか？」など、どれもモコくんの健康を気遣う愛情が感じられるものばかりでした。飼い主さまと一緒ですね。モコくんのことを自分のことのように一生懸命考えてくれる頼もしい子供たちに嬉しくなりました。

健康診断が終わった後、先生が子供たちからのお礼のお手紙を届けてくださいました。

これからも子供たちの声にこたえられるように、モコくん健康管理のお手伝いをしていきます！

もう一つの担当校である新津第二小学校での健康診断の様子はFMにいつ「大好き！動物倶楽部」で登場しますのでどうぞお楽しみに～。
9月28日（月）「大好き！動物倶楽部」の放送