予防する

予防する

病院名にもなっているAnimal Wellness(アニマルウェルネス)には、動物とご家族さまがより良く生きていけるように、という私たちの想いが込められております。その実現のためには病気の早期発見や治療はもちろんですが、何よりまず病気にならないことが最も重要です。

動物の診療においては動物の健康を守る側面と、動物と暮らす人の健康を守る側面があります。動物の健康を守るという面ではフィラリア感染症の予防、各種伝染病の予防が挙げられ、人の健康を守るという面では、狂犬病予防接種やノミダニ予防などが含まれます。

また、現在では「予防」の範囲も大きく広がりを見せ、感染症や予防歯科、フード管理はもちろん、健康管理の一環として飼育(生活)環境の改善や介護・リハビリテーション、ご家族さまのメンタルケアも考慮に入れなくてはいけません。
当院では、こうした多角的な視点で「予防」に取り組んでまいります。

PREVENTION OF INFECTIOUS DISEASES

感染症予防

大切なわんちゃん、ねこちゃんが元気で健康に暮らせるように、防ぐことのできる感染症は予防しましょう。当院では各種ワクチンの接種や予防薬の接種を行っております。初めてわんちゃんやねこちゃんを飼う方でも安心して接種していただけるよう丁寧にご説明いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

各種ワクチン接種

混合ワクチン接種

当院では原則としてわんちゃんの場合、6種混合ワクチン接種を行っております。猫ちゃんの場合は飼育環境を踏まえ3種ないし4種混合ワクチンの接種を行っています。なお、フェレットのワクチン接種についてはエキゾチックアニマル診療科のページをご覧ください。
※過去に他院にて予防接種を行ったことがある方はワクチンの証明書をご持参ください。

狂犬病予防接種

わんちゃんを家族に迎えたら、一生に1回の登録と毎年1回の予防接種が法律で定められていますので必ず接種しましょう。当院では、狂犬病予防接種と新潟市および新潟市周辺の各市町村への届出も行っております。
※市町村から届いたハガキなどの書類をお持ちの方はご持参ください。

※予防接種の前にご確認ください

接種はわんちゃん、ねこちゃんの体調の良い日で、なるべく午前中にご来院ください。
まれに副反応が出ることがありますので、ワクチン接種後にご家族さまが1日様子を見ていられる日に予防接種をお勧めします。
また、ワクチンアレルギーのある方はお申し出ください。

※ご来院の際の注意事項

・興奮状態にならないよう安静にしましょう。 
・体温が上がりすぎないよう暑いときは暑さ対策をしましょう。

※接種後の注意事項

・ワクチン接種後は自宅で静かに過ごしましょう。 
・接種後、数日間はシャンプー等を控えましょう。 ・万が一、副反応があらわれたときはすぐにご連絡ください。

寄生虫予防

フィラリア予防

フィラリアは蚊を媒介として心臓に寄生する寄生虫です。寄生されると怖い寄生虫ですが、予防薬を投与することで防ぐことができます。現在、新潟県では5月から11月までの7ヵ月予防を行っております。なお、予防を始める前には現在フィラリアにかかっていないかを簡単な血液検査で確認する必要があります。

当院では、フィラリア検査の時期に「春の健康診断」を実施しております(期間限定)。これは、〈フィラリア検査+血液検査〉を割引料金にて行うサービスで、フィラリア検査時の採血を使用してわんちゃんの健康状態をチェックできるため、大変好評をいただいております。

ノミ・ダニ予防

お部屋の中や暖かい季節に多くなるノミやダニ。お散歩やお出かけなどの際に体に寄生し、強いかゆみを起こすため、ストレスや皮膚炎、それらに起因する様々な病気の原因になり、人を刺すこともあります。近年ではSFTS(重症熱性血小板減少症候群)への関心も高まっております。年間を通した予防をお勧めします。

CHECK!!
予防薬のタイプについて

わんちゃんの性格やライフスタイルにあわせて使い分けが可能です。
→チュアブル/滴下式/錠剤

※フェレットの感染症予防について

フェレットの各種感染症予防も承っております。詳しくはエキゾチックアニマル診療科のページをご覧ください。

FOOD & DENTAL CARE

フード・デンタルケア

人も動物も、おいしく食事が楽しめることが健康の証です。バランスよくそれぞれの子に合ったフードを与えることはもちろん、口腔内の状態を健康に保つことも大変重要です。

フード管理

病気の原因となる要素は様々ありますが、食事の内容もその1つです。当院では治療中のフード管理はもちろんですが、
健康診断や検査の結果をもとに日常生活の中で「健康で病気になりにくい食生活」を送ってもらえるように、
「適切な栄養バランスで健康維持と治療の推進」「おいしく食べられる充実したひととき」「ライフスタイルに合わせた工夫」という
3つの観点を重視したアドバイスをしてまいります。

〈 当院で扱うフード 〉

総合栄養食

新鮮な水と一緒に与えるだけで、理想的な栄養がとれるフードのことです。必要な栄養成分をライフステージに合わせてバランスよく配合しています。また、食事が要因となる病気の予防にもつながります。

療法食(処方食)

病気の治療を目的に栄養成分が調節されているフードのことです。食物アレルギーや下部尿路疾患などの治療は、お薬に頼らずフードで改善する場合もあります。また、病気の再発防止や予防にも効果的です。嗜好性が高く、同じ種類でも異なる形状や大きさのドライフードや缶詰、レトルトパウチなどの多くの商品を取り揃えています。

ライフステージのイメージ
哺乳・離乳期
成長期
維持期
維持期
(不妊・去勢)
プレシニア期
シニア期

フード取り扱いメーカー

当院では主に以下のメーカーのフードを取り扱っております。
▪︎ROYAL CANIN(ロイヤルカナン)
▪︎Hill’s(ヒルズ)

CHECK!!
療法食が処方される疾患の例

食物アレルギー/皮膚疾患/消化器疾患(便秘や下痢)/下部尿路疾患/慢性腎臓病/肥満/糖尿病/高脂血症/関節炎/肝疾患/心疾患 など

デンタルケア

3歳以上の犬と猫の約80%が歯周疾患にかかっているといわれています。
歯周疾患は、歯を失ってしまったり、歯肉の痛みといった口腔内のトラブルだけでなく、
口腔内の細菌が血液によって全身に運ばれることにより、皮膚病をはじめ、心臓や腎臓の疾患など様々な病気の原因となる可能性があります。

歯科検診

歯垢・歯石の付着具合や歯肉の状態、欠歯、過剰歯がないか、腫瘍がないかなど診察します。見た目や口臭のためだけでなく、病気を予防するという意味でも歯科検診を受けましょう。

歯石除去

歯周疾患の治療のひとつとして、歯石除去があります。歯石の付着は歯肉炎を引き起こします。また、歯石は一度付着してしまうと歯磨きでは除去できません。全身麻酔をし、超音波スケーラーを使って除去する必要があります。

デンタルケアレッスン

当院では動物看護師によるデンタルケアレッスンを開催しております。口腔内の構造や病気を知っていただき、ホームケアの方法をお伝えしています。日常的に歯ブラシを使って歯磨きをすることが理想的とされていますが、なかなか難しいのが現実です。当院では、歯ブラシの他に、歯磨きコットンシートやわんちゃんねこちゃんが喜ぶ歯磨きペースト、デンタルガム、歯垢がとれるフードなどのデンタルケア用品のご用意もございます。

LIVING ENVIRONMENT & MENTAL CARE

生活環境・メンタルケア

動物たちが健康に過ごすために、どういった環境で生活しているかも重要な要素となります。当院ではご家族さまとのコミュニケーションを大切にし、検査や治療で動物たちの身体を診るだけでなく、私たちの目が届かない生活環境や日常の仕草にも思いを巡らせ、動物たちがより元気に健康に過ごせるよう努めてまいります。院内でも犬猫用のフェロモン製剤(フェリウェイ、アダプティル)を使用し、来院しやすい環境づくりに取り組んでいます。

生活環境改善

動物たちは本来的に野生環境で生きていくための構造を持っています。良かれと思っていたことが動物たちのストレスとなっしまっていることがあります。心理的・身体的ストレスは許容量を超えると病気の原因になります。ご家族さまとのコミュニケーションや検査結果などから、生活環境の改善が必要と思われる場合には、それぞれの子やご家庭の事情も踏まえたうえでのアドバイスをさせていただいております。

メンタルケア(グリーフケア)

家族同様の存在であるペットに病気が見つかったり、亡くなってしまった際に私たちは大変な動揺や不安、悲しみや時に自責の念を覚えるものです。これらはたとえどんなに覚悟をしていても、わかっていても起こる自然な反応です。私たちはご家族さまのこうした様々な「想い」に動物病院の立場で寄り添うことができるよう、日々心掛けています。生きてる間だけがその子の一生ではなく、亡くなってしまった後も思い出として一緒に歩んでくれる存在。そんな動物たちとそれを取り巻く私たち人間が、互いに幸せに過ごせるためのお手伝いをさせていただきたいと考えております。

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