病理医のいる動物病院
PCAP = Pathology centered animal practice
病理とは、「病(やまい)の理(ことわり)」を考える学問です
「何の病気なのか」「何故病気になったのか」「その病気にかかるとどうなるのか」を解明するのが病理医の仕事です。特殊技術や幅広い知識を求められることから、動物たちとご家族の皆さまのためだけでなく、獣医師のコンサルタントとしての働きも担っています。ご家族さまと一緒に動物の病気を深く、暖かく診ていきます。
診療対象動物
下記の動物を診療しております。
犬・猫の他、エキゾチックアニマルと呼ばれる、ウサギやフェレットなどの小型哺乳類および鳥類を診察しております。
- 犬
- 猫
- ウサギ
- 鳥
- ハムスター
- フェレット
- モルモット
診療科目一覧
総合診療から専門診療まで確かな技術と知識で診療にあたります。
動物とご家族さまが安心して過ごせるための提案や、動物たちが元気で長生きできるケアを提供しています。
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病理診断科日本獣医病理学専門医病理診断は確定診断を行う科であり、正しい診断なくして適切な治療は不可能です。細胞・組織・解剖診断を行います。詳しく見る皮膚科日本獣医皮膚科学会認定医皮膚病は生涯にわたり治療が必要になることもあります。皮膚感染症、アレルギー性皮膚炎、犬アトピー性皮膚炎などの各種皮膚疾患の診療を行っております。詳しく見る内視鏡科レントゲン検査に比べ、直接診ることができるので、わずかな病変の発見に優れています。また、お腹を開かず食道や胃の異物を取り出すことが可能です。詳しく見る消化器科
「下痢をした」「嘔吐をした」というような胃腸疾患、肝胆道系疾患、膵臓疾患など各種消化器疾患について診療を行っております。
腫瘍科日本獣医がん学会
獣医腫瘍科認定医Ⅱ種腫瘍の形態及び動態によって良性腫瘍と悪性腫瘍(がん)に分類されます。腫瘍は予防することができないため、早期発見・診断と最適な治療選択が重要です。
循環器科心臓病は高齢化と共に増加し、長期にわたって治療が必要です。状態に合わせた治療や胸部レントゲン、心臓超音波検査、心電図などの検査を実施しています。
呼吸器科「咳をする」「くしゃみや鼻水がでる」など呼吸器系に関する診療を行っております。
腎泌尿器科尿の変化は病気のサインになることが多いので注意が必要です。
神経内科麻布大学共同研究員(神経科)脳や脊髄などに異常が起こると、突然歩けなくなる、グルグル回ってしまう、痙攣発作を起こすなど、症状が突然起こる場合も多くあります。
内分泌科糖尿病、甲状腺機能亢進症および低下症、副腎皮質機能亢進症および低下症など、内分泌に関する診療を行っております。
耳鼻科耳の病気の中でもっとも多いのは外耳炎です。一年をとおしてみられる病気ですが、特に湿気が多い・気温が高い時期には増えてきます。
血液・免疫科貧血、血小板減少症、血液凝固不全症やリンパ腫など血液やリンパ組織の異常に関する疾患について診療を行っております。
整形外科骨折整復、膝蓋骨脱臼整復、前十字靱帯断裂などの手術を行っております。
眼科片方の目が見えなくなっていても(失明)気づかないことがほとんどです。白内障は糖尿病が原因の場合もあります。定期健康診断にご来院ください。
歯科口腔内の検査、歯石除去や抜歯等の処置、歯磨き処置などを行っております。エキゾチックアニマル診療科ではウサギの不正咬合処置も行っております。
感染症科細菌、ウィルス、原虫などの感染による病気の診断治療を行います。人にも感染する人獣共通感染症の予防は公衆衛生上とても重要になります。