定期健康診断を勧める3大ポイント
定期健診は長生きしてもらう秘訣のひとつです。なぜ定期健診を受診していただくと長生きすることに繋がるのか、その理由をお伝えします。
その1. その動物の正常な状態を把握できる
動物の正常な状態を知っているということは、動物の異常事態の変化に早く気づくことができます。かかりつけの動物病院で定期的に受診をすることで記録を残し、今までのデータと見比べることができます。
その2. 病気の予防
健康を維持できるように、ご家族さまからのお話と検査結果に基づいて、健康状態の評価を行い、生活環境や食事、ケアのアドバイスを受けることができます。このことが病気の予防につながり、健康寿命を長く保つことができます。
その3. 病気の早期発見・早期治療
症状が現れたときには、すでに病気が進行している場合が多くあります。症状が現れる前に、病気を発見することが大切です。発見が早ければ治療を始めたときに、治療の効果が表れやすかったり、選択できる治療とケアが増えます。結果的に病気になっても病気の進行を遅らせ、良い状態の期間を延ばすことが望めます。
定期健康検査の重要性をご理解いただけたでしょうか?さぁ、いきいき暮らすために定期健康検査を受診しましょう。
健康診断プログラム
定期検診
1カ月に1回もしくは、季節ごとの受診をおすすめしています。
- 一般身体検査(問診・視診・触診・聴診・体重および体温測定)
- 予防プログラム
わんにゃんドック(健康診断)
朝お預かりして、各種検査を行い、夕方のお迎え時に検査結果をお話させていただきます。その検査結果を受けて、生活のアドバイスをしたり、必要があれば治療を行います。
健康診断を受けて、中にはいつもと変わらない様子だったのに腫瘍が見つかった、心臓や肝臓、腎臓あるいは関節が悪くなりかけているなどということがわかり驚かれることも少なくありません。健康な成犬や成猫であれば1年に1回、高齢動物であれば半年に1回が受診の目安となります。
基本項目
一般身体検査(問診・視診・触診・聴診・体重体温測定) |
血液検査 |
便検査、尿検査 |
レントゲン検査 |
超音波検査 |
歯科検診 |
追加検査
生活習慣、年齢、動物の種類や品種、基礎疾患、去勢・不妊手術の有無などによって注目する点が異なるため、その動物に合わせて行います。
血液内分泌検査、直腸検査、外部・内部寄生虫感染症検査、猫のウイルス検査、皮膚検査、病理検査、細胞診、眼科検査、耳鼻科検査、血液凝固系検査、血圧、体脂肪測定、内視鏡検査、遺伝子検査 、アレルギー検査 など
うさぎドック
うさぎさんの健康診断も行っております。適切な飼育をされている方が増え、うさぎさんの高齢化が進んでいます。目安は1年に1回で、歯のカットや爪切り、耳処置などのケアも合わせて行えます。
基本項目
一般身体検査(問診・視診・触診・聴診・体重体温測定) |
血液検査 |
便検査、尿検査 |
レントゲン検査 |
超音波検査 |
歯科検診 |
エンセファリトゾーン抗体検査 |
春のフィラリア健康パック
フィラリア検査と合わせて、血液検査が割引料金で行えます。「定期検査をお得に受診できる」「フィラリア検査と同時だから、気軽にできる」と好評です。
検査内容
フィラリア検査 |
血液検査 |
一般健康診断 (問診・視診・触診・聴診) |
追加オプション
健康診断と同様に、追加で検査が行えます。